「カロリー表示」
「塩分控えめ」
「野菜たっぷりで栄養バランスは申し分なし」
こうした表示の食品を見たらどう思われますか?

今よりもっとスリムになりたい。
健康になりたいと多くの人達は、
様々なダイエット法や健康法を忠実に実行しようと
努力されてきたことでしょう。
それらの方法論の一番の基本には、
「カロリー計算」があったのではないでしょうか。

理想の上では、人間の体は一日の摂取カロリーが
消費カロリーより少なければ痩せられます。
極端な話断食をすれば痩せられると思います。
しかし、人間は生きている限り毎日の生活を営まなければならないのですから
それは不可能なことです。

カロリーとは、言葉を換えれば「熱量」のことであり、
1カロリーは、水1ccを1℃上昇させるのに必要な熱量のこと。
食品のカロリー数値は、研究者の方たちが実験室の中で
実際に様々な食品を燃やして測定したものです。
その食品がえるとき 14.5度の水1ccを15.5度に上昇させるために
どれだけの熱を発生させるかという測定をしてき出して導き出しているものです。
巷にある飲食物のカロリー表示は、
こうして測定された数値の食品成分表をもとに計算したものです。

このようなカロリー計算には
正確にしきれないたくさんの落とし穴があります。
最近では、カロリー表示の商品は売れないとの理由から
中には、様々な計算方法によってカロリー計算を
少なく見積もって表示しているものもあるそうです。

食べないで体重を落とそうとか、
間違ったダイエットで体をしてしまった方々の中には、
カロリー数値にとらわれたり食べると太るとの恐怖から
抜け出せずにいらっしゃるかも知れません。
カロリー表示の数値を見れば、あれこれ足し引きして
カロリーが多い少ないと悩んでしまう方も多いことと思います。
一つでもカロリー表示を見れば、 お腹がすいたからではなく
頭の中で 食べる分量を計算してしまうのでは…。
そのような方々が、世の中の流れに翻弄されてしまうのは悲しいことです。

人間の体は、食べたものを燃やしてエネルギーに変え
全ての器官を動かしています。

カロリーとは食品が体内に入って消化した時に出る
熱量(=エネルギー量)を示す数値です。
したがって、人によって消化能力にそれぞれ違いがあるのですから、
同じものを体内に入れても生じるカロリーの値は当然異なるのです。
ですから、一日1500カロリーを摂ってる人もいれば、
逆に2000カロリーを摂っても痩せている人がいるのです。

このように、一人一人の消化能力によって
摂取カロリーに差があります。
ですから一律に表記されたカロリー数値だけにとらわれるのは
あまり意味がないことだと思うのです。
カロリー計算ばかりにこだわっている限り、
本当に大切なものを見失ってしまい、
いつまでもスリムで健康な体に入れることは出来ないとRTは考えます。

カロリーの差し引きにとらわれて
生活習慣がそれに振り回されてしまうと
予期せぬ落とし穴にはまってしまいます。

これからは、健康で強く美しくあることが必要な時代だと思います。
その理想に貴方がなるためには、
ご自分の体は自分自身でチェックし守ることが大切です。
そのためにRTがお手伝いできるものと信じております。

最後までお読み頂きありがとうございます。